バージョン
概要:
エミッターを、内半径と外半径でカスタマイズできます。複数の放射状エミッターをマルチポジションを使って組み合わせて、ボリューメトリック(volumetric)サウンドソースを自由な形でシミュレーションできます。半径を使って、ダイナミックなスプレッドを算出します。リスナーの位置が外半径の外側にある場合、リスナーの視野内で球体が占める領域によりスプレッドが決まります。リスナーが外半径と交差するときのスプレッドは、ちょうど50%です。リスナーが内半径の内側にあるときのスプレッドは、100%です。
アクションアイテム:
WALの海の音はマルチポジションの放射状エミッターから出ています。
Wwise AuthoringをWALに接続し、Game Object 3D Viewerを開き(Game Object ProfilerレイアウトではF12を押下)、放射状エミッターのポジションや、リスナーに対してつくられるスプレッドを表示させます。
内容:
海岸沿いを進みながら、スプレッドがどのように変化するのかを目と耳で確認します。エミッターに設定されているのがスプレッド減衰のカーブだけであれば、スプレッドは、海岸沿いのどこにいても大体同じだったはずです。放射状エミッターであればスプレッドはダイナミックに変化し、リスナーの海岸沿いのポジションに基づいて、ほぼリスナーを覆います。例えば、島のコーナーにおいては、有効スプレッドがリスナーまわりで180°よりも広くなります。