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- 補遺
インストールとセットアップが完了したら、Strataを使いはじめることができます。このセクションでは、従来のワークフローにStrataを組み込む方法を説明します。
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主なREAPER用語については REAPERリファレンス をご参照ください。 |
「Strataコレクションをダウンロードする」が完了したら、コレクションを開くことができます。
Audiokinetic LauncherでStrataページを選択します。
コレクションを探すには、縦三点リーダーをクリックしてOpen Containing Folderをクリックします。
システムファイルブラウザが開いたら、<CollectionName>フォルダを開き、<CollectionName>.rppファイルをダブルクリックします。
プロジェクトがREAPERで開きます。そのコレクションのレンダリング済みファイルを聴くか、プロジェクトのトラックアイテムをダブルクリックしてサブプロジェクトの1つを開きます。
![]() | 注釈 |
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はじめてStrataコレクションを開いた時は、デフォルトの動作として、REAPERがコレクション内のオーディオファイルのピークファイルをビルドします。PhysicsやFootstepsなど非常に大規模なコレクションの場合、この間のREAPERの反応が遅くなります。REAPERのピーク設定によっては、進捗を知らせるダイアログが表示される場合があります。次にプロジェクトを開いた時は大幅に速くなります。Strata REAPERプロジェクトが開く時にかかる平均的な時間は、最近の一般的なコンピュータで2秒未満です。 |
以下はメインウィンドウでStrataコレクションを1つ開いた例です。Viewメニューから開くことのできるREAPERのRegion/Marker Managerが右側にドッキングされ、Media Explorerが下部にドッキングされています。メイン出力フェーダーが表示され、トランスポートがメインウィンドウの左上にドッキングされています。
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サブプロジェクトのトラックとレンダリングされたメディアアイテムのリファレンストラック |
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サブプロジェクトのメディアアイテム。ダブルクリックするとサブプロジェクトが開きます。 |
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メディアアイテムサブプロジェクトの中身であり、サブプロジェクトはコレクションまたはレンダリングされたメディアソースファイルで構成されます。 |
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リージョンメインプロジェクト内のエリアで、サブプロジェクト、トラック、メディアアイテムなどで色分けされています。 |
コレクションを開いてから、ニーズに合わせてサウンドの編集が必要になることがあります。その場合はまずREAPERプロジェクトのコピーを保存し、デフォルトのレンダリング先を変更します。
メニューバーからFile > Save project as をクリックします(Ctrl+Alt+S)。
ファイル名を変更してSaveをクリックします。例えば、ファイル名の末尾に自分のイニシャルやバージョン番号を追加します。
メニューバーからFile > Render をクリックします(Ctrl+Alt+R)。
Render to Fileダイアログが開きます。
Directoryフィールドのデフォルトのフォルダ名を変更します。例えば、末尾に自分のイニシャルやバージョン番号を追加して、「Rendered ABC 1」などとします。
Strataサブプロジェクトはすべて、Render Selected Regionsを使用するよう設定されており、自動的に完全なUCSファイル名を生成して豊富なメタデータを挿入します。
Ctrlキーを押しながら、レンダリングするリージョンをすべてクリックします。
メニューバーからFile > Render をクリックします(Ctrl+Alt+R)。
Render to Fileダイアログが開きます。
Render N filesをクリックします。
選択したリージョンがレンダリングされます。
ファイルのレンダリングの詳細については、オーディオファイルをレンダリングするを参照してください。