バージョン
menu
You can adjust the properties in the HDR category for an object to further define the behavior of the sound in the HDR system.
HDRシステムがオフラインで全てのサウンドの解析を行い、エンベロープを抽出します。ここで得た情報は、バスやサウンドのHDR設定と組み合わせて、HDR機能を動かすために使われます。
詳細は「HDRを理解する」を参照。
H DR | |
---|---|
項目 |
内容 |
Envelope Tracking | |
Override parent |
HDRエンベロープトラッキングについて、親の設定を継承するのか、階層内の現在のレベルで定義するのかを示す。チェックなしの場合は、エンベロープトラッキングの項目を設定できない。 このオブジェクトが最上位オブジェクトの場合は、本オプションを選択できない。 Default value: false |
Enable Envelope |
本オプションを有効にすると、最大サウンドのエンベロープ分析をHDRウィンドウが追う(閾値以上であれば)。また、このサウンドがアクティブレンジ以内にあるかを判断するためにも、使われる(下記Active Rangeプロパティを参照)。 本オプションを無効にすると、ウィンドウ上部を求める計算において、このサウンドのエンベロープは考慮されない。 詳細は 振幅エンベロープの使い方 を参照。 Default value: false |
HDR Envelope Sensitivity |
エンベロープのポイント数を減らすために、アルゴリズムで使うエンベロープの精度を指定する。 0であれば、両端の間のポイントを1ポイントだけ残すことを示す。 * 0にすると、それ以外のポイントは残されない。 * 100であれば、全ポイントを残すことを示す。 Sensitivity値は、エンベロープをマニュアル編集するまで、使われる。 詳細は エンベロープ感度と、マニュアル編集 を参照。 単位:% Default value: 20 Range: 0 to 100 |
Active Range |
ボイスごとに、HDR機能をアクティブにすべき範囲を、そのサウンドのピークからの範囲(dB単位)で指定する。アクティブレンジは、サウンドのエンベロープ分析に基づきそのサウンドのROI(Region of Interest、関心領域)を定義するものであり、サウンドの「ピークレベル」から「アクティブレベル」を引いた値よりも現在のエンベロープレベルが上であれば、サウンドはアクティブ状態である。アクティブでなければ、HDR機能がこのサウンドのコンテンツを考慮しない。アクティブレンジが0であれば、このサウンドは、HDRウィンドウの位置に全く影響を与えない。 詳細は アクティブレンジとしての、ROI を参照。 単位: dB Default value: 12 Range: 0 to 96 |