以下のセクションで、Wwiseのバージョン2023.1.13とバージョン2023.1.14の間の変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
新機能
- WG-77699 generate-soundbank のコマンドラインでライセンスキーを指定する際、ライセンスキーの文字列そのものではなく、ライセンスキーのファイル名を使用できるようになりました。
- WG-77994 Wwiseメニューバーにプロジェクトのライセンスのステータスが表示されるようになりました。
- WG-78377 (wp.py)premakeのアクションに新しく
–signtool-path
オプションを追加し、カスタムのSignTool.exe
実行ファイルへのフルパスを指定できるようにしました。これは、Windows上でプラグインをビルドする際に使用される、Windows SDKに含まれる実行ファイルとは別の実行ファイルを指定するために使用できます。
バグ修正
- WG-77914 修正済み:Wwise Authoringの一部の文字列コンバージョンがスレッドセーフではなかったため、Impacterオーディオファイルのコンバージョンで断続的な失敗が発生する可能性がありました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-75579 修正済み:(Spatial Audio)一部のシナリオにおいて、Portalが多数ある複雑なマップでPortalのオクルージョンやオブストラクションが適用されていると、ルームのトラバーサルアルゴリズムが数秒間ハングしました。
- WG-77327 修正済み:(WAAPI)Attenuationに対してConeUseプロパティを設定できませんでした。
- WG-77386 修正済み:ボイスがフィジカルになった後、最初のフレームでバーチャルになると、クラッシュする可能性がありました。
- WG-77775 修正済み:(Spatial Audio)Portal中心までの距離よりも減衰距離が短いPortal背後のサウンドは切り捨てられ、100の透過損失が割り当てられました。
- WG-77910 修正済み:アンビソニックのソースをアンビソニックの出力先にパンするスピーカーマトリックスを計算中に、
CAkSpeakerPan::GetSpeakerVolumes
でクラッシュが発生する可能性がありました
- WG-77930 修正済み:Audio Busに、Process LFEが有効になったParametric EQ Effectと、サウンドのテール処理を行うほかのEffectがあると、オーディオパイプラインでINF値またはNaN値が生成される可能性がありました。
- WG-78011 修正済み:エミッターチャンネルマスクを設定したオーディオオブジェクトを処理中に
CAkSrcLpHpFilter::ExecuteSrcLpHpFilters
でクラッシュが発生しました。
- WG-78058 修正済み:Mixing Deskを使用し、Work Unitを再ロードすると、クラッシュする可能性がありました。
- WG-78341 修正済み:クエリに「Source/Channels (Original)」または「Source/Channels (Converted)」が含まれる場合、アンビソニックソースや匿名ソースに対して結果を返しませんでした。
- WG-78443 修正済み:AK Convolutionプラグインにおいて、Effectのインスタンスが24時間以上処理を行う一部のシナリオで、深刻なパフォーマンス低下や処理エラーが発生しました。
ドキュメントの改善